2021年3月29日の「屋久島暮らし残照録・日誌編:No.066」の記事です。

2月中旬寒気到来でわが家の朝の外気温が5.7℃とか6.1℃とかになる日があった。日中も10℃にいかない日があった日の夕刻、入浴し終わった妻が言うには浴室のガラス戸の縁からの隙間風で寒かったということである。

わが家は平面的には矩形の家なのだが地盤沈下で特に四隅が沈み込んでいて、いままでも雨戸やガラス戸の縁や畳敷きの和室の障子の引き戸と柱の間に隙間が出来て、寝ていたり何かしていたりするときにそこから入り込んでくる隙間風を寒く感じることがあった。そこで障子のある和室についてはその隙間を隠すように木材を柱に取り付けて対策をした。その後、風は防げても室内から見えてしまう側の障子の縁の隙間を隠し見栄えの改善もして来た。



左(四角・上/下):ガラス戸端の隙間
                     右(縦長・左/右):ガラス戸端(内/外)に隙間風対策テープ   

妻から指摘があった浴室はガラスの引き戸だが、今回強風が吹いていたこともあって冷たい風が隙間から吹き込んだようである。いままでは隙間風があっても短時間なのでちょっと我慢して過ごせていたのだが、今回の冷たい強風はなんとかしなければというレベルだったようである。そこでこの際、程度の差は考慮せず隙間が出来ていて外気が吹き込みそうな家外周の引き戸のガラス戸や雨戸の縁の全ヶ所を対策してみようという気になった。

ネットで引き戸の隙間風対策について調べてみたら、わが家の場合サッシ戸については隙間対策テープを隙間を隠すように枠側にとりつけるしかないようだった。テープの片側を枠に貼りはみ出た部分が隙間を隠すのだが、戸の開け閉めをするので戸とテープは密着させられないから効果は風の勢いを弱める風除けということのようである。

そしてテープを購入し貼り付けたのだが、なんとなく一重では効果に不安がある。そこで出来るところは外側と内側に張り付けた。雨戸部分については内側のガラス戸についても隙間対策テープを施した。浴室について言えばそれまで湯気がこもらなかったのだが隙間風対策テープを取り付けたら湯気がこもるようになった。また2月26日から28日にかけて二つの低気圧通過でかなり強風が吹いた時間もあったが雨戸が揺れる音はしても室内で風を感じることはなかったから隙間風対策テープの効果はあるようである。

ところでテープの説明書によれば隙間最大30mmまでに使用で出来るとあった。わが家では一ヶ所そこまでではないがかなり大きい隙間があって、私はそれは異常な大きさの隙間だと思っていたのだが、テープの説明書からは日本家屋に限るのかどうか知らないが30mmにいかないそのくらいの隙間は普通にあると言っている感じがした。そのくらいの隙間に悩む私は普通ではないのかとちょっと気になっている。



(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.332  障子の隙間風対策_むかしから日本家屋の課題か  (2016.02.29)


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